windows使いがmacに浮気してしまった話

はじめまして、basashiと申します。 これが初投稿となります。

最近macOSのことが気になっています。べ、べつに好きってわけじゃないんだからね!!!

この週末は常にmacのことばかり考えていて、しばらく沼にハマっていたのですが、なんとか答えが出せた(?)ので、同じような浮気者の同士へ置き手紙をしておこうと思います。

時系列順に語りたいと思います。結論だけ知りたい方は一番下までスクロールしてください。

(追記:2020/10/20) そもそもlinux使えば良くない??? elementary osかっちょいいじゃん

(追記:2020/10/21) linuxワクワク ..... windowsで使ってるアプリ使えないじゃん! カスタマイズとかはちょっとはしたいけど、基本は多くの人から見て洗練されたデザインはwelcome OSインストールごとに環境整えるのめんどいから、すぐにいい感じで使えるのがストレスない unix環境に浸かりたい欲求はwsl触ることで満たすか

どうしてまた浮気なんて

この記事を読むような人はすでに浮気の動機を持っている方と勝手に仮定しているので、簡単に列挙だけしておきます。

どんな用途のマシンか?

今持っているWindowsが積んである自作PCはゲーム用みたいな感じです。ゲーム以外のコーディングなどをmacでやりたいと考えています。 動画編集をするわけでもないのでグラフィックはそんなに求めていませんが、4Kモニタを使っているのである程度のスペックは必要になってきます。 また、複数のプログラムを同時に動かせる快適さを求めて、欲張って16GBはほしいところです。

hackintoshなんて言うものを発見した

私は自作したPCを使っています。そのOSにたまたまWindowsを載せて使っているだけです。Linuxを乗せることももちろんできます。じゃあmacOSもイケるんじゃね???

調べたらありました。hackintoshなんていう嘘みたいなプロジェクトです。やっぱり一定の需要はあるんですね。

どんな仕組みでmacOSを動かしているかざっくり説明すると、カーネルが動く前にあるプログラムを実行して、カーネルからはあたかも正規のパーツで動いているように見せかけるという仕組みです。

見つけたときは「やっぱり頑張れば、macOS動かせるやん」って思い上がっていました。

しかしざっと一日かけて調べたところ、(専用のマシンを自作しようと思っていたので価格まで算出しました笑)、様々な問題点が露呈しました。

意外と自由度がない

自作でmacOSを動かすことの利点は、自分の目的に合わせてマシンの構成を考えられるというものでした。しかし、hackintoshを使ったとしてもうまく動作する構成としない構成があるらしいです。もちろん自力でなんとかできる能力があれば行けるのかもしてませんが、素人には到底無理です。

ありがたいことにgithubでホストされている、使ってはいけないパーツリストのまとめサイトがありました。

Anti-Hackintosh-Buyers-Guide | Anti-Hackintosh Buyers Guide

ここの条件を満たすようにパーツを選んでいきます。

私の場合、オンボードのグラフィックを使用すると、そもそもマザボの端子が殆どの場合4Kに対応していないので、4Kモニタが使えなくなってしまします。モニタ数の増加にも柔軟に対応したいので、グラボは必要そうです。一方、動画編集やゲームはしないのでローエンドのGPUがちょうど良さそうです。 この要件を満たすGPUがRX550だったのですが、よくよく調べてみると、RX570が対応しているのに、低ランクのRX550はだめということが判明しました。グラボを作るメーカーの中で適切なメーカーを選べば動くみたいですが、売ってなかったので断念しました。

動作する構成かどうか以外にも、初心者はほとんど同じ構成の人も見つけて真似するのがHackintosh実現への一番の近道なので、マイナーな構成だとなかなかいい見本が見つからず苦労します。

アップデートで詰まる可能性がある

早くアップデートして、新しい機能を使いたくなるのが人の性です。ここで苦労するのは避けたいですね。

自力で対応しなければならない

bootmacos.com こんな感じのコミュニティもありますが、最終的には自分でなんとかしなければいけません。動かすことが目的ならいい趣味になりますが、macでなにかしたい人は苦痛でしかありません。

結論:実用性重視の方は手を出さないほうがいい

苦労していじくり回した結果、「ヤッター自作でもmac動いたーーー」とか「メジャーアップデート、やっとパス出来たーーー」とかで喜べる人には向いていると思います。そもそも、Hackintoshというプロジェクト自体、実用性重視ではなく、趣味の色が強いのかなと思いました。

どの世代のmac miniを買うか

となると、残りの選択肢はapple製品を買うしか道は残っていません。モニタなどの自由度は保ちたいかつ、動画編集のお仕事をするわけでもないので自然と選択肢はmac mini一つだけです。 メモリやストレージの換装もできるし、自作ではなし得ないコンパクトさが実現しているのがgoodpointですね。

次は、どの世代を買うかが肝になってきます。 重視したい点はやはり、カスタマイズ性の高さです。特にストレージは最悪外付けで対応できますが、メモリはそうも行きません。

2012年 2014年 2018年・2020年
メモリ換装 ×
ストレージ 可能 ×
コア数 2〜4コア 2コア 4〜6コア
4Kディスプレイ
内蔵スピーカー
Wi-Fi 802.11ac対応 ×

引用: kaji-raku.net

こちらのサイトがまとめてくださった表を参考にしました。助かりました。

流石に2012年は古すぎて、これから長く使っていくことを考えると心配です。4kは一応出力できるみたいですが、30hzまでみたいなので、60Hz以下は見たことがない人種には辛いかもしれません。そもそも時代が時代が違いすぎるので2012は却下ですね。

時期的にちょうどよく、値段が落ちていそうな2014年モデルは完全にカスタムできない状態になっています。憎い、憎い、憎いいいい

となると、2018か2020年モデルですね。どちらも、ストレージは換装出来ませんが、メモリは幸い換装できるみたいです。ざっくりいうと、2018年モデルのストレージのコスパを良くしたのが2020年モデルみたいです。 こちらのサイトで綺麗にまとまっています。

photosku.com

となると問題は価格だけ。2018と2020どちらを選ぶかは、ストレージの容量とお財布との相談ですね。 個人的な結論はまだ出ていません。結論が出たら更新したいと思います。

長年毛嫌いしていたappleと勝手に和解する

今回人生で初めてapple製品について詳しく調べてみて、知ることがたくさんありました。

appleの製品の価格は異常に高いというわけでもないかもしれない

実際にappleの構成を自作で作ろうとするとかなりお金がかかることがわかりました。 まず、大きさを真似ようとしたら自作では不可能です。 分解の動画を見ましたが、電源の大きさからびっくりです。これだけコンパクトさを考えて設計してたらそりゃ金かかりますわ。

youtu.be

mac miniとは関係ないですが、retinaディスプレイはドットピッチが小さすぎて腰を抜かしました。そもそも27インチ5Kなんて化け物はモニター単体で普通売ってません。それを含めてあの価格は高くないのでは...?と思ったり、思わなかったり

macの価格が高いと言われる理由の一つに価格競争が起きないからというものがあります。しかし私は価格競争は起きていると思います、windowsと。

企業が自社の製品につける価格はどれだけその製品に自信があるかの現れです。これで売れると思っているからその価格をつけているのです。ただただ利益を得るために闇雲に価格を上げることはないでしょう。

なぜなら、価格と品質が釣り合わないと評価されたら、ユーザーはwindowsに流れ込んでしまいます。

一種のファッションになりかけているブランドを避けたかった

最近、「かっこいいからとりあえずapple製品を買っておく」という風潮が強い気がします。そのような風潮に加担してたまるか!、という天の天の邪鬼的考えが私の中にあったのかもしれません。 りんごのマークを付けたパソコンを使っていると、おしゃれで使っていると見られてしまうのが嫌だったのかもしれません。

まあ今回検討しているのは家で使用するものなので、その点で問題はありません笑。

もちろんwindowsもいいことはある

ここまでmacOSを褒めちぎってきましたが、windowsにももちろんいいところはあります。 めっちゃ古いソフトも動きますし、何より自作できます。あとは大抵のゲームはwindows向けに作ってますからね。

それぞれのいいところを使い分けていきたいと思います。

ただ最後に一つだけ言わせてください、

頼むから、lightningケーブル全部type-cに置き換えてくれ!!!!!!!!!!